心が痛む 敬老の日とお彼岸
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
昨年一昨年と立て続けに祖母が他界しました。
父方の祖母、母方の祖母の二人です。
父方の祖母と母とは折り合いが悪く、
母からは愚痴を聞くことが多かった。
だけど私にとっては優しいおばあちゃんだったので、
子ども心には複雑でした。
一方で母方の祖母のことは大好きでした。
豪快で歯に衣着せぬ物言いが小気味いい祖母は、
孫たちからも大人気でした。
その祖母がお仏壇やお墓でご先祖様に私たち孫や子どものことを願うときには
こんなことを願っていたそうです。
「どうか、縁と運と知恵を授けてください」と。
早くに夫である祖父を亡くした祖母は女手一つで母ら3人の子供を育て上げました。
祖母は一生懸命働いて3人を高校や高専まで卒業させたそうです。
そんな祖母が生きていくには必要だと思った「縁と運と知恵」。
私も喉から手が出るほどに欲しいです。
この話は母から聞きました。
私は未だ結婚せず子どももいないので、
こうして母が祖母の思いを私に聞かせてくれたように
母の思い出や思いを後世に残せないのが申し訳なくて辛くなります。
おばあちゃんにしてあげられなくてごめん。
おばあちゃん、縁と運と知恵、授けてください。
他力本願はだめだね。縁と運と知恵、授かるように頑張るから
見守っててね。