確認の恐怖と前向きなあきらめ
まるで「うっかり」が服を着て生きているような、
何なら「うっかり」生まれてきてしまったような、
「うっかり」のバリバリのキャリアである私。
若干3歳の年少さんの時の幼稚園の連絡帳に「うっかりさん」「おっちょこちょい」と
書かれてしまうほど。
仕事で「うっかり」を発動することは日常茶飯事。
印刷物の数字、誤字脱字、取り返しのつかないミスを連発したことも。
自分ひとりの確認を当てにするわけにはいきません。
校了前に、いろいろな方に確認をお願いすることになります。
ミスが多いことを自覚しているくせに、私は確認をお願いするのが苦手です。
そこで自分のミスが発覚するのが怖いのです。
ミスが発覚すると「やっぱりミスした。やっぱり私はだめなんだ。うっかりエリートなんだ。」と、自分責めが止まりません。
そんな私を見て、上司がひとこと
「ミスじゃなくて、ミスの手前だからセーフじゃん」と。
確かに…。
私以外の人は、ミスをしない。
こんなにミスをするのは私だけ。と本気で思っています。
けれど、だれでもミスをするもの。
だから、自ら事前の確認を依頼してミスを見つけられたのは、良いことなんではないか、と。
確認の過程でミスが発覚するのは、悪いことじゃない。
むしろ、ラッキーなんだ。と
確認は怖くない。
私は、うっかり屋さん。それは事実。認めてあきらめて、
「だからこそ」周りに確認をお願いしながら進めていこう。
自分のためにも、念には念を入れて確認を依頼していこう。